- 子供にオンライン英会話を受けさせたい
- キャンブリーキッズのカリキュラムを知りたい
- 発音を手厚く学ばせたい
- イマージョン教育やアクティブラーニングに興味がある
- アメリカの幼稚園のような授業に興味がある
Contents
キャンブリーキッズのレベルとカリキュラム
キャンブリーキッズ(Cambly Kids)はシラバスに沿ってレベル分けされます。
(キャンブリーキッズ「シラバス」より)
英語レベルは3段階に分けられ、初級レベルではさらにカリキュラムが3段階に分かれます。
シラバスにも記載されていますが、初心者レベルでは特に「英語の文字と音の認識」をしっかり教えてくれます。
5歳娘、週2日コースで4ヶ月目、授業レベルは「初心者」(Introduction to English)を受講しています。
(講師によってはもう1つ上を勧められることもありますが、知識に偏りがあるので初心者レベルから始めています。)
オンライン英会話はリップルキッズパークを週3日で1年以上取り組んでいて、並行して取り組んでいます。
キャンブリーキッズの初心者レベルはどんなことをするの?
- フリートーク
- マザーグースの歌
- 前回の復習
- 新しい語彙・センテンス
- Simon Says(サイモン・セイズ)
- フォニックス
- 今日の授業の復習
順番は多少前後しますが、大まかにこの流れで授業が進みます。
フリートーク
フリートーク(アイスブレイク)では1つのお題がだされ、それについて講師が質問し答えます。
- What did you eat today?
- Where did you go today?
- What is your favorite animal?
- What did you see today?…など
必ずこれの通りにするわけではなく、朝ごはん何食べたとか今日していたことなどを英語で話します。
まだあまり話すことができなくても講師が誘導してくれるので、自然と会話の受け答えを覚えていくことができます。
また、テキスト教材もフリートークでよく使う定型文を習うので復習にもなります。
有名なマザーグースの歌を歌う
授業の最初にマザーグースの歌を歌います。授業4回分くらいで歌が変わります。
知らない歌はどうしても雰囲気で歌ってしまっていますが、講師が察して歌詞を一つ一つ確認しながら音読してゆっくり歌ってくれるので、歌詞を意識しながら歌うことができます。
授業として歌が正式に入っているのも他のオンライン英会話ではあまり見ない珍しいスタイルです。

初心者レベルから文字を書く
他のオンライン英会話と大きく違うところは文字書きがあるところ。(他社でもあるところはありますが少ないです。)
キャンブリーキッズは英語4技能(聞く、話す、読む、書く)を取り入れているため、初心者レベルでも読んだり書いたりもします。
初心者レベルでは文字探しや書き順通りになぞるなどしながら文字を覚えるところからスタートします。
フォニックス – 文字と音の認識を強化
シラバスにも記載されていますが、初心者レベルでは特に「英語の文字と音の認識」をしっかり教えてくれます。
他のオンライン英会話ではアルファベットを一通り言えたらすぐ会話や語彙に移る傾向があります。
アルファベットの読みもA、B、Cの読みを「エービーシー」だけで、「ア、ブ、ク」(レターズサウンド)はやらなかったり。
キャンブリーキッズでは初心者レベルからフォニックスを学びます。

文字読みと発音の違いや音のブレンド、単語をセグメントで発音練習などフォニックス学習が手厚いです。
講師も全員ネイティブ。発音チェックは他社より厳しい印象です(これは講師にもよるかもしれません)。
Simon Says(サイモン・セイズ)で体を動かして覚える
Simon Saysとは、講師の言う通りに行動する遊びで日本では「船長さんの命令」ゲーム。
講師が、
「Simon Says〜…touch your head!」
「Simon Says〜…spin!」
など言ったらその通りに体を動かします。
集中力が切れてくる授業後半に1〜2分ほどやり、リフレッシュになります。

何度も繰り返して定着させる授業
単語や定型文を、イラストや写真、絵探しや穴埋めなど…さまざまな角度から何度も質問します。
また、授業の最初に前回の復習、授業の終わりにその日の授業内容の復習もします。
授業後は履歴にテキスト内容と動画が残る
テキストが履歴に残るので復習することが出来ます。
また、動画も記録されるので、聞き取れなかったところや授業内容を再度見ることが可能です。
子供は自分のしゃべっている姿を見るのが楽しいようでニヤニヤしながら動画を見ています。
キャンブリーキッズのレベルはどやって決まるの?
トライアルレッスン、または最初の授業でレベル判定されます。アカウント登録時の年齢や学習レベルも考慮されます。
最初にレベルが決まりますが、授業進めていく中で子供の英語レベルに合わせカリキュラムの内容や流れが調整され、適正なレベルを提案されることもあります。
キャンブリーキッズの初心者レベルは何歳からが良い?
キャンブリーキッズでは対象年齢は4歳以上となっており、個人的にも4歳未満だとまだ早い授業内容だと思っています。
読み書きに抵抗がないか
読み書きに興味を持つ4歳以上がスムーズに授業できそうです。
カリキュラムも初級がアメリカ幼稚園の内容となっています。
Lv1. Introduction to English |
ケンブリッジ国際児童英検初級 | |
---|---|---|
Lv2. Primary A |
アメリカ幼稚園 | ケンブリッジ国際児童英検初級 |
Lv3. Primary B |
アメリカ小学校1〜2年 | ケンブリッジ国際児童英検中級 |
Lv4. Primary C |
アメリカ小学校3〜4年 | ケンブリッジ国際児童英検上級 |
Lv5. Secondary A |
アメリカ小学校5〜6年 | CEFR中級(PET) |
(キャンブリーキッズ「シラバス」より)
30分間集中力が持つか
授業時間は30分。
一般のオンライン英会話は25分のところがほとんどです。
他のオンライン英会話と並行して取り組んでいると、この5分が意外と長く感じます。
授業中に歌やSimon Saysなどリフレッシュタイムがあるとはいえ30分は長いです。
一般知識がある程度必要
初心者レベルでも、国名やその国を象徴するシンボル(アメリカなら自由の女神など)などが出てきます。
英語というより一般知識的な意味で4歳未満だと理解が追いつかないかもしれません。
アプリは4歳でも簡単に使える仕様
環境面では2019年5月から導入されたアプリにより、低年齢でも取り組みやすくなりました。
アプリを開けば全ての情報が一画面に揃っているので余計な操作の心配もありません。
画面はタブレット用ペンシルや指で直接書き込めるので、簡単にお絵描き感覚で書けます。
丸つけや穴埋め、線引いたりなぞったりと書き込んで答えることが多いので、幼児に適したアプリとなっています。
キャンブリーキッズの初心者レベルに合う講師の探し方
初心者ならなおさら相性良い講師を見つけたいです。
講師の情報はプロフィールに記載されています。
その講師の学歴やどんな資格を持っていて、得意な分野や趣味興味が何かまで記載されています。
特に参考にしたいのが「担当可能レベル」。
担当可能レベルに「初心者」が入っている講師を目安に選ぶのが良いかと思います。
このタグが入っている講師は大半がゆっくりわかりやすく話してくれます。
その他、専門分野の「発音」や「子供向け教材」のタグが入っていると安心できます。
「スーパー講師」の表記やレーティング点数は大人版キャンブリーの方の評価でキッズとは関係ありませんが、講師選びの参考にはなります。
点数高めの方が何となく授業の安定感がある印象はあります。(4.80〜4.94の間で受けた所感)
アメリカの幼稚園のような授業を受けたい人におすすめ
キャンブリーキッズはイマージョン教育(=第2外国語で通常教科を学ぶ教育方法)を採用しています。
初級者レベルでも発音と語彙をしっかり習得できる仕組みになっており、生徒が考えて答える機会がとても多い授業スタイル。
また、歌ったり体を動かしたり読み書きして答えたりとアクティブラーニングな授業なので、英会話というより幼稚園のよう。
お試しでトライアルレッスンしたものの、オンライン英会話を2つ並行してしまうくらい授業の内容が魅力的です。

