同じ「Sight Word Readers」でも、フィクションとノンフィクションでは内容や幼児の興味の持ち方は違うのかどうか気になり…購入しました。
Contents
Nonfiction Sight Word Readersの概要
タイトル | Nonfiction Sight Word Readers |
---|---|
出版 | Scholastic社 |
セット内容 | 1冊8ページの絵本25冊+アクティビティブック1冊(シール付き)+CD1枚 ※CD付きとなしの両方あります |
対象年齢 | 3歳以上 |
Lvelの種類 | A〜D ※Dに近くほど文章量が多くなります |
サイトワードを覚えるための英語初級向けの簡単な絵本で、ノンフィクションの言葉通り、挿絵がイラストではなく写真となっています。
CD付きとCDなし両方あるので、かけ流しを考えているなら値段が高くなりますがCD付きにすると良いです。
同社が出しているフィクション「Sight Word Readers」のCDを持っている場合、ノンフィクションのLvelAと覚えるサイトワードはそこまで変わりはしないので、CDなしの方を購入しても問題ないかと思います。
絵本の音読に自信がない場合もCDあれば便利ですが、LevelAなら易しい単語しか出てこないので、CDなくても問題ないかと思います。
サイトワードを繰り返し読んで覚える
サイトワードとは、
サイトワードを覚えると英会話や英語圏での生活を90%カバーできると言われるほど。
Nonfiction Sight Word ReadersのLevelAでは、25個のサイトワードを覚えることができます<。
the, of, and, a, to, in, is, you, that, it, he, was, for, on, are, as, with, his, they, I, at, be, this, have, from
「Nonfiction Sight Word Readers」では、サイトワードを繰り返し読むことで覚えることを目的とした絵本になっています。
絵本で自然にサイトワードを覚えていくスタイルなので、幼児からでも取り組みやすくなっています。
挿絵の写真が豊富でわかりやすい
挿絵がイラストのフィクション絵本に比べて視覚的にわかりやすいです。
イラストだとオシャレに描かれているために何を表現しているかわかりにくいシーンがたまにありますが、写真だとそういったことが少ない印象です。
そして動物達が可愛い…!
ペンギンやクマ、猫や犬…
我が家の子ども達は絵本を見つけた瞬間、黙々と読む…というより写真だけを見続けていました。
Sight Word Readersと構成は一緒、でも話は違う
Scholastic社はフィクションでも「Sight Word Readers」を出しており(こちらの方が有名)、構成がよく似ています。
サイトワードを中心に簡単な短い文章を作ると構成は似てくるのかもしれません。
お話は違うので、多読のために読む絵本の冊数を増やしたい、より確実にサイトワードを覚えたい場合は両方あっても良いかと思います。
Nonfiction Sight Word Readers付属CDの内容
読み上げだけのバージョンと音楽付きで少し早口バージョンの2種類入っています。
早口バージョンは絵本のページをめくるのが少し大変…かけ流し用かな?
ノンフィクションだからか、音楽が単調で大人しい印象。かけ流しとしては問題ないのですが、子供の食いつき的にはSight Word ReadersのCDの方が動物の鳴き声など入っていて楽しそうでした。
Nonfiction Sight Word Readers付属のワークブックの内容
おまけで付いてるワークブック。
こちらは主にサイトワードを書く練習するための本です。
ここまでやる時間が取れないので取り組んではいないのですが、書く練習も同時にした方が良いとは思います。
フィクションとノンフィクションの違い
この絵本だけでいうと挿絵が写真の絵本のことをそう呼んでおり、一般的にいうノンフィクション=図鑑や伝記や実話…というような感じではなかったです。
乳幼児のフィクション絵本は、興味を持つような配色やイラストや話の構成で作られいるということもあり魅力的な絵本が多いです。
Oxford Reading Treeもノンフィクションとフィクションを混ぜた絵本として、「Explore with Biff, Chip, and Kipper」シリーズを出しています。
いきなりノンフィクションいくより自然と段階を踏めるのでこちらもおすすめです。

「Nonfiction Sight Word Readers」はノンフィクションとはいえ、写真のインパクトと魅力と説得力を上手く使って興味を持たせることができてる絵本かと思います。
話より写真が気になるようで、聞いてくる内容も「これは何?」という質問が一番多いです。
ストーリーと関係なく気になるものをあれこれ聞き…図鑑っぽい読み方になっています。
色々気になってそれはそれで良いかなと思います。
写真からサイトワードを覚えることのできる絵本として我が家で活躍しそうです。
