Contents
ポケモンソードで幼児のカタカナ勉強
ポケモンが大好きな我が家の5歳児。
ポケモンGoも親のスマホやiPadを使って楽しんでいる…のですがなにせカタカナがほとんど読めない現状。
本人も読めるようになりたいとは言っているもののドリルはあまりやる気なく思うように覚えられていませんでした。
その時覚えてもすぐ忘れてしまうようで、どうにか定着させたいと思案…
ニンテンドースイッチ『ポケットモンスター ソード』をやらせてみることに。
ポケモンソードを「ひらがな」モードに変更
ポケモンソードは大人も子供も使える配慮がされています。
プレイ中「Xボタン > 設定」を選ぶことで、話の速度や文字モードを選択できるようになります。
ここで文字モードを「ひらがな」にしておくと、ゲーム画面の文字はひらがなとカタカナのみになります。
ひらがなカタカナを選択するには最初始める時の言語設定で日本語を選択する必要があります。
ポケモンソードでセリフを音読
ただゲームで遊ばせるだけではなく、音読させることでメキメキとカタカナを覚えるように!
音読は読めない字の誤魔化しがきかないため、何が読めないか近くにいる親にもすぐにわかります。
詰まったらフォローの繰り返し。
カタカナを読めるようになるだけでなく、ひらがなを読む速度も上がり一石二鳥!
ポケモンなのでポケモンの名前やゲームの世界専用の固有名詞が多いとはいえ、文字(ひらがな・カタカナ)を読めるようにするという目的は達成です。
始めた当初は「オレ」すら読めませんでしたが、1ヶ月で読めない文章はなくなり、横で読みの助けをすることもなくなりました!
1日30分、音読しながらのペースなのでなかなか先には進めませんが、このペースでもかなり習得しています。
親としては、これがポケモンではなく推薦図書や名作の本であれば…とは思ってしまいますが。
大好きなポケモンだから読めるようになりたいという子どもの強い意欲あってこそなので、音読はさせつつも楽しく覚えていけそうです。
3歳の息子も上の子の音読を隣で聞いており、ただの音読がいつのまにか絵本の読み聞かせのようになっていて、2人一緒に楽しんでいます。
ポケモンソードは幼児や小学生でも楽しく遊べる
カタカナ学習の目的で購入したポケモンソード。
ゲームとしてもとても面白いです。
- 地図を見て目的地に行く
- 物の売買
- ファッションやメイクを楽しむ
- 釣りをする
- キャンプでポケモンと遊ぶ
- キャンプでカレーを作る
- ポケモンに仕事させる(ポケジョブ)…など
ゲームをほとんどしたことない5歳児には初めてのことばかり。

どこかに行くときには必ずタウンマップを開いて確認しながら進めています。
また、服やアイテムの売買、レベルやステータス、値段、アイテムの数を読むことが多いので、数字にもだいぶ慣れたようです。
特に服は現実味ある値段設定。通過も円なのも良いですね。
ポケモン集めやバトルするだけでなく、ポケモンに仕事行かせたりキャンプで遊んだりカレー作ったり、洋服買ってお洒落したり自転車漕いだり…
子どもにとって楽しい要素満載のようですっかりハマっています。
CEROレーティングマーク(年齢区分マーク)はA=全年齢対象ということもあり、子どもでも安心してできるゲームとなっています。
ポケモンソード効果?図鑑や攻略本も読めるように
カタカナ学習用に買った『ポケモン全国大図鑑』が大活躍
以前カタカナドリルでやらせていてもさっぱり身につかなかったので、せめて好きなものなら覚えるかなと『ポケットモンスター サン&ムーン ポケモン全国大図鑑』を買ったことがありました。
図鑑には食いつくのですが、読めない文字はすっ飛ばしイラストだけを見てカタカナは覚えないまま。
それがポケモンソード始めて1ヶ月、ニンテンドースイッチで音読始めてからは図鑑もスラスラ読めるように!
図鑑がさらに面白くなったようです。
我が家の子供のひらがなカタカナ学習はゲームが相性良かったようです。
ポケモンソードの攻略本で調べるように
ついでに買った攻略本『ポケットモンスター ソード・シールド 公式ガイドブック 完全ストーリー攻略+ガラル図鑑』も役に立っています。
プレイ時間は制限かけているので、スイッチで遊べない時間に、自分で地図や属性、カレーの種類などを調べながら楽しんでいます。
ただ、攻略本は小さい文字が多いのが(子供にとって)難点。
攻略本だと見辛いようで、ポケモンだけを眺めたい時はポケモン図鑑の方を見ています。
余談1:ポケモンソードは言語を英語にできる
『ポケットモンスター ソード・シールド』は9カ国後(日本語・英語・スぺイン語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・韓国語・中国語(繁体字)・中国語(簡体字))に対応しています。
ゲーム初回起動時に言語を設定できますが、一度決めると変更不可になります。
いつでも変更可能なのは「ひらがな」または「漢字」の選択のみとなっています。
一度決めると変更不可とはいえ言語選択はアカウントに紐づいているだけなので、我が家では親アカウントは英語、子アカウントは日本語にして1つのソフトを2つの言語で楽しんでいます。
ポケモンソードは子どもが英語でやるには…まったくの初心者だと厳しいです。最低でも中学生レベルの英語習得は必要な印象でした。

英文は易しいですが、ポケモン用語の理解が難解で、日本語で覚えた名前と一致しにくいためポケモン初心者の自分には思った以上に理解するのが大変…。
また、キャラの方便や個性的な喋り方が味わえないので、そういった個性を楽しみたいなら日本語でプレイした方が良いです。
英語は英語で新しい発見があり面白いところもあります。チャンピオンの名前が日本語では「ダンデ」なのに英語だと「Leon」(ダンデライオンから?)など。
最初は英語学習教材として使えたらとも思っていましたが、友達と会話が噛み合わなくなるかもという心配もあり、子どものアカウントは日本語(ひらがな・カタカナ)にしています。
どうぶつの森に期待。


余談2:ゲームのやらせ過ぎに注意!
まだ5歳。
ルールを作らないとズルズルとやり続けます。目の影響も気になるところ。
『Nintendo みまもり Switch』で時間制限
我が家は管理ツールとして『Nintendo みまもり Switch』を使用しています。
- 曜日ごとに時間の制限をかける
- 遊んだ時間の記録を自動取得
- ソフト、写真や動画投稿、ユーザー同士のコミニュニケーション、VRの制限
このアプリはニンテンドースイッチ複数台登録できるので、家族で複数台持っていてもそれぞれに制限レベルを変更できます。
スイッチ本体に制限かけるため、家族で1台使用していると制限なくても良い家族まで使い勝手が悪くなりますが、「みまもり設定」を一時OFFにする機能で一時的に制限を解除できます。
親が遊ぶ時はスイッチ起動時に暗証番号を入れることで自由に遊ぶことができます。
ルールを決めて遊ぶ
最初にビシッとルールを決めてしまうとけじめがつきます。
- 1日のプレイ時間を決める
- なるべくテレビに映し、画面から離れて操作する
- ゲーム画面のセリフを音読
子供がルールを守っている手前、親もやり過ぎると子供の視線が気まずいので自分も適度な時間でやめることができメリハリはつきます。
(少し残念だけど目には良いし…と自分に納得させつつ)
適切な距離感でゲームと付き合いたいと思います。