英語を学習するなら英語環境にどっぷり浸かるのが良いとされています。
英語教材やDVDをかけ流したり、簡単な会話は英語でやり取りしてみたり….
英語学習者なら日常生活は勿論、ゲームも英語でできないかと一度は考えるのではないでしょうか。
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ニンテンドースイッチの英語学習ソフトはほぼない
2019年8月現在では、英会話や英語学習専用ソフトはほとんどありません。
ニンテンドースイッチのソフトそのものは増えてきていますが、英語だけでなく学習&教育系のソフトもあまりないのが現状です。
一応英語学習ソフトとしてあるのは「ナナミと一緒に学ぼ!」シリーズ。
こちらは3DSの頃からありますが、普通に漢字表記も出てくるので、耳から覚える幼児や小学校低学年の子供は少し使いにくいかもしれません。
英語を英語で覚えるようなゲームがあると良いのですが、今のところゲームの言語を英語にするくらいしかできなさそうです。
ニンテンドースイッチの多言語対応ソフトなら英語学習として使える
英語学習専用ソフトとしてはほぼありませんが、ソフトによっては多言語対応されており、何種類かの言語から選択して遊ぶことができます。
多言語対応のソフト一覧
任天堂の「Language Guide」のページから、ソフト別にどの言語に対応しているか確認することができます。
最大16言語から言語が選べるようです。
日本語 / 英語(US) / フランス語(カナダ) / ポルトガル語(ブラジル) / スペイン語(ラテン・アメリカ) / English(Europe) / フランス語(ヨーロッパ) / イタリア語 / ドイツ語 / スペイン語(ヨーロッパ) / オランダ語 / ポルトガル語(ヨーロッパ) / ロシア語 / 朝鮮語 / 中国語(简体中文) / 中国語(繁體中文)
あらかじめ言語設定がソフト(ダウンロードデータ)に含まれているので、特別に何かする必要がないのが利点です。
子供が英語で遊ぶのに向いているゲーム
日本で販売されている多言語対応ソフトの中から低学年の子供が言語を英語にして遊べそうなソフトをピックアップしました。
学習目的もあるので、「短めの文章が出てくる」「素材など物の名前が出てくる」「低学年でも操作しやすい」という視点から選んでいるため偏っています。
ものを作ることができて(=英語で資源名を覚える)、村人と会話ができる(=簡単な英会話分を読む)ようなゲームが中心になっています。
あつまれ どうぶつの森
個人的に一番気になるのは、2020年3月20日発売予定の「あつまれ どうぶつの森」。
英文もシンプルで簡単な表現なので、英語の絵本など読む練習したりと日頃から英語に触れている子供なら、言語を英語にしても遊べそう。
世界観も可愛く、新しくDIYができるようになったりなどの新要素もあり、英語表記の素材名を覚えながら楽しく集めることができそうです。
詳細はまだ発表されていませんが、3DSも英語対応していたのでスイッチもおそらく多言語対応され英語を選択できるかと思われます。

マインクラフト
ジャンル:アクション / アドベンチャー / ストラテジー / シミュレーション
プログラミング学習の導入としても使われる有名なゲーム。
ブロックを置いたり冒険へ出かけたりするゲームで、自給自足のために町を作ったり世界を冒険しつつ英語での表現を覚えさせるのに良さそうです。
ポケモンソード・シールド
ポケモンのゲームの仕組みはシンプルなので、2019年11月15日に発売予定のこちらも英語でも比較的やりやすそうと思ってます。
キャラの魅力に惹き込まれ、頑張って英語を理解しようという意欲が湧きそうですね。
<2020/1/10追記>
英語でプレイしてみましたが、英文は中学生レベルであれば理解できるかなという漢字ですが、英語で表現されるポケモン用語の理解が難しかったです。

ゼルダの伝説 夢をみる島
ジャンル:パズル / 学習 / 実用 / トレーニング
こちらもどうぶつの森と同じくE3 2019で発表があったソフトで、デモ動画見る限りキャラクターのセリフなどが英語になっても比較的易しそうです。
戦闘もあるので低年齢すぎるとそもそもゲームすること自体が難しいですが、小学生以上ならプレイできるのではないでしょうか。
PixARK(ピックスアーク)
ジャンル:アクション / ロールプレイング / シューティング
マインクラフトとよく似ている自給自足のサバイバルゲーム。
世界のすべてがブロックの恐竜世界でサバイバルするという設定が男の子の心を掴みます。
操作性が少し悪そうなところが気になりますが、ブロックと恐竜の組み合わせはとても魅力的です。
3びきのこぶたとオオカミ
ジャンル:テーブル / パーティー / ストラテジー / 学習
『3匹の子ぶた』の物語をもとにした、低年齢の子供向けゲーム。
オオカミがに捕まらないように逃げながらレンガの家の材料を集め、レンガの家を完成させたプレイヤーが勝ち。家族で楽しめます。
レゴ®ムービー2 ザ・ゲーム
ジャンル:アクション / アドベンチャー / パズル
映画『レゴ®ムービー2』の世界がゲームになり冒険できるという、レゴファンが喜びそうなゲーム。
アクションアドベンチャー要素だけでなく、ブロックビルドの要素もあります。
他にも「レゴ®シティ アンダーカバー」「レゴ®ニンジャゴー ムービー ザ・ゲーム」「LEGO®ワールド 目指せマスタービルダー」などあります。
いっしょにチョキッと スニッパーズ プラス
ジャンル:テーブル / パズル / トレーニング / 学習
パズルゲーム。キャラクターを切ったり貼ったりしながらしかけを解いていきます。
あまり文字が出てこないので英語の勉強にはならないかもですが…何をすればクリアになるか教えてはくれなく、自分でどうやってクリアするか考える力と発想力を鍛えることができます。
ニンテンドースイッチ本体の言語設定を英語にすることもできる
ニンテンドースイッチ本体の言語を切り替えることで、Switch本体のメニュー等で使われる言語とソフト内で使われる言語が変更されます。
本体設定に連動しているソフトに限り、ソフト側で言語設定があるソフトの場合は変更されません。
任天堂のQ&Aページにて言語設定の手順が案内されています。
ニンテンドースイッチはリージョンフリー
ニンテンドースイッチは世界のどの地域でも再生できるリージョンフリーのゲーム機なので、日本で買ったニンテンドースイッチで北米など海外ソフトをプレイすることができます(逆も可)。
日本のAmazonなどでも輸入版を購入することができます。
また、北米eShopからの購入なら数多くの海外ソフトから選ぶことができます。
アカウントの移住地に紐づいてストアの国が変わります。
そのため、北米のeShopで購入したい場合は移住地を北米にするため新規アカウントを作る必要があります。※アカウントは複数作成可
→「アカウント作成ページ」
北米eShopは日本のクレジットカードやプリペイドカードは使えませんが、北米のニンテンドープリペイドカード(デジタル版が便利)を購入すれば北米のソフト購入が可能です。
北米のニンテンドープリペイドカードは「Play Asia」などで購入できます。
もともと多言語対応されているソフトの方が導入の敷居は低いですが、選択肢も狭まります。
もっと他のラインナップから選びたい場合は北米のソフトを検討しても良いかもしれません。
ニンテンドースイッチは今後3DSのように学習ソフトは増える?
今は全くと言ってよいほど英語学習専用のソフトがないニンテンドースイッチ。
3DSなど今までのゲーム機はリージョンフリーではなかった分言語に関してはだいぶ自由になったものの、英語学習専用ソフトは欲しいところです。
3DSではたくさんの英語教材があったので今後に期待したいです。
おもちゃ大賞2019受賞した「ワンダフルチャンネル」のようなゲームがニンテンドースイッチでもできると嬉しいですね。

ニンテンドースイッチ本体の価格も、2019年8月30日から予約開始の新型「ニンテンドースイッチ ライト」が出ることでだいぶ買いやすくなります。
これから発売されるソフトに期待です。



