フォニックス学習で有名な「ジョリーフォニックス(Jolly Phonics)」。
現在5つのアプリがあり、それぞれのアプリ特徴についてまとめました。
※2019年8月時点の内容です。また、デバイスはiPad/iPad Proで使用した感想になります。
Contents
ジョリーフォニックス(Jolly Phonics)のアプリ一覧
Jolly Phonics Lessons
アプリ名 | Jolly Phonics Lessons Pro |
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対象年齢 | 4歳〜 |
Apple Store | 1,200円 |
Google Play | 1,420円 |
デバイス | Android / iPhone / iPad / iPod touch |
ジョリーフォニックスのメインのアプリ。
無料版と有料版(Pro)の2種類あり、テキスト教材Pupil/Student Book 1〜3の内容になります。
42個の基本の文字と音、21個の同音異綴り、72個のトリッキーワードを覚えることができ、文字ごとにその音を使ったお話や発音練習、文字の書き順、歌があります。
歌は親しみのあるマザーグースの歌をアレンジしており、耳に残りやすいフレーズ。
手軽に歌を流したり発音練習ができるので本より取り組みやすいです。
無料版は6文字の音(s / a / t / i / p / n)のみでお試し程度。勉強するならPro版でないと使えません。
価格は1,200円と高いですが、買い切りでこのボリュームなら本よりお得かもしれません。
Jolly Phonics Letters Sounds
アプリ名 | Jolly Phonics Letters Sounds |
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対象年齢 | 4歳〜 |
Apple Store | 600円 |
Google Play | 966円 |
デバイス | Android / iPhone / iPad / iPod touch |
ジョリーフォニックスの中で1番のおすすめアプリ。
「Jolly Phonics Lessons」に比べ、文字を書く練習がさらに手厚くなっており、書き方が汚かったり書き順を間違えると先に進めないので正しく覚えることができます。
音の識別、文字の形成、文字の音を学べ、単語を分解して一つ一つ発音したり、ブレンドしたり、音を聞いて単語を完成させる練習などができます。
また、1ステージ(植木鉢の花1つ)ごとにフォニックスのミニゲームがついており、ステージ全てクリアすると遊べるようになります。
子供だけでもアプリを進めることができ、親もつきっきりにならなず負担もありません。
このアプリの難点は、わりと落ちること。
有料なので修正して欲しい…
そんな欠点はあるものの、フォニックスの良いところ取りしたようなアプリなので購入して損はないです。
Jolly Phonics Songs
アプリ名 | Jolly Phonics Songs |
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対象年齢 | 4歳〜 |
Apple Store | 360円 |
Google Play | 403円 |
デバイス | Android / iPhone / iPad / iPod touch |
Jolly Phonicsの曲がすべて入ったアプリ。
Jolly Phonics Songsに沿って歌い、行動することで文字の音を学びます。
イギリス英語またはアメリカ英語の切り替えや、フォントを半筆記体またはブロック体に切り替えることができます。
単語が歌われたときに各単語を追跡するハイライターオプションがあり、子供が読むのにとても便利。ハイライトされた文字を追いながら歌うことができます(オンオフ切り替え可能)。
挿し絵がとても可愛い歌集となっています。
Jolly Phonics Fun
アプリ名 | Jolly Phonics Fun |
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対象年齢 | 4歳〜(0〜5歳) |
Apple Store | 360円 |
Google Play | ー |
デバイス | iPhone / iPad / iPod touch |
音を練習したり、単語を読んだりするアプリ。
「Sound Buzz」「Woed Buzz」の2種類のゲームが入っています。
それぞれ異なる音や言葉を持った蜂が画面上をたくさん飛び回るので、音声を聞いて正しい答えを運んでいる蜂をタップします。
プレーヤーの正解率を記憶して不正解の多い音や言葉を優先して表示してくれ、ゲームを進めていくうちに苦手な音や言葉もわかるようになっていきます。
また、ゲーム終了後には点数がつき、点数によってもらえるトロフィーの質も変わります。
音を聞き分けてタップするだけの簡単なゲームなので、早ければ2歳くらいから遊べます。
フォニックス学習はまだ早いけど少しずつ慣らしたい、といった時に使えるアプリです。
Jolly Phonics Test
アプリ名 | Jolly Phonics Test |
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対象年齢 | 4歳〜 |
Apple Store | 240円 |
Google Play | ー |
デバイス | iPhone / iPad / iPod touch |
フォニックス能力をどれくらい理解したかを測るアプリ。
「Letter Sounds Test」と「Phonics Screening Test」の2種類。
「Letter Sounds Test」では各文字の音からテストができます。
また、「Phonics Screening Test」は英国の子供の読解力の標準テストとなっています。
音声単語ごとに表示されるので、回答をマークし結果を表示してさらに練習が必要な場所を認識します。
テスト後はテスト結果の記録も表示されます。
ジョリーフォニックス(Jolly Phonics)のアプリを買うならどれが良い?
「Jolly Phonics Letters Sounds」を推します!
(アプリは落ちやすいのが欠点ですが)
読み書き、発音、ブレンド、単語の作成、全てのバランスが良くゲーム感覚で取り組めます。
「Jolly Phonics Lessons」はボリュームがあり一番Jolly Phonicsの学習法を網羅しているのですが、勉強要素が少し強め。ハマればとても良い教材になるとは思います。
こちらは無料版があるので、まずはダウンロードして試してみてから考えるのが良いと思います。
「Jolly Phonics Songs」は歌だけなので、フォニックスのルールを覚えるというよりはジョリーフォニックスの歌にどっぷり浸かりたい子供向け。「Jolly Phonics Lessons」にも歌は入っています。
「Jolly Phonics Test」は使わなくても「Jolly Phonics Letters Sounds」や「Jolly Phonics Fun」をやれば理解度がわかるのでそこまで必要なものでもありません。日頃の絵本の音読などでも成果は見れるかと思います。
アプリを利用してフォニックスを覚えよう
音をリアルタイムで確認でき、文字書きができ、曲も子供だけで再生可能、さらには学習の理解度をみる復習ゲームまでありと、フォニックス学習にアプリはとても便利です。
フォニックスの学習は親がリードするのでそこそこ大変ですが、アプリを使うことで負荷が減りますのでぜひアプリも活用してみて下さい。
また、アプリ以外にも本やCDやタッチペン、カードなどたくさんの教材があります。