「Let’s Go」(レッツゴー)は現在娘もリップルキッズパークで学習中。
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Let’s Goは世界中で使われている英語教材・英会話テキスト
Oxfordが1990年に出版した「Let’s Go」。
幼児から中学生を対象とし、EFL=第二外国語習得するために適した英語教材として世界中で使用されており、オンライン英会話テキストとしても使われています。
絵と会話で構成されており、先生と生徒で会話文をを交互に話したり、絵を見てセンテンスで答えたり、お話を音読したり…また、歌やチャンツ、ゲームといったアクティビティで学習内容を深めたりと、様々な楽しい工夫がされた教材です。
Fourth(4th) Editionからは新たにフォニックスも追加されました。
Let’s GoのEdition(刊行)の違い
2019年現在は、「Fifth(5th) Edition」=第5版が最新版となります。
Amazonや紀伊国屋など洋書を取り扱う大きな書店に置いてあります。
こちらが4th Edition。
そしてこちらが5th Edition。
表紙が若干違うものの、ぱっと見Editionの数字を見ないと区別つきません。
Let’s Beginのレベルが2段階に増えた
5th Editionの大きな変更はLet’s Goの入門Let’s BeginのStageが1〜2になった(2冊になった)こと。テキスト購入代が増えるとはいえ、入門レベルの内容が2段階になりより手厚くなりました。
5th EditionはCDがつかない
4th EditionにはCDが付いてきましたが、5th EditionはCDが付属されていません。
公式サイトで音声や動画が確認できます。
Let’s Goの難易度を英検と比較
幼児〜中学生が主なターゲットです。Let’s Go6が中学卒業程度の内容になっています。
英検と比較するとわかりやすいです。
Let’s Begin 1〜2 | 該当なし |
---|---|
Let’s Go 1 | 英検Jr.ブロンズ |
Let’s Go 2 | 英検Jr.シルバー |
Let’s Go 3 | 英検Jr.ゴールド |
Let’s Go 4 | 英検Jr.ゴールド〜英検5級 |
Let’s Go 5 | 英検5級〜英検4級 |
Let’s Go 6 | 英検4級〜英検3級 |
ただし、Let’s Goは会話がメインのため語彙数はそこまで覚えることができません。英検を受けるならLet’s Go以外でも学習する必要があります。
また、英検は3級からライティングもあるため、その対策も必要です。
Stageは8までありますが、内容は重複している箇所もあります。
同じ意味でも徐々に難しい表現にしていくことで、自然と覚えることができます。
最初に覚えた内容も忘れにくく、曖昧だった箇所も次のStageで理解できたりと、しっかり身に付けることができます。
Let’s Goの到達目標
こちらも英検の到達目標と比較するとわかりやすいです。
Let’s Begin 1〜2 Let’s Go 1 |
対象:〜小学校低学年 英語の音やリズムに慣れ親しむ。 初歩的なコミュニケーションに必要な語句や簡単な表現を聞き、理解する。 |
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Let’s Go 2 | 対象:小学校中学年 日常生活での身近な事柄に関する簡単な語句や表現を聞き、理解する。それに対して簡単に応答する。 簡単な会話や文をいくつか聞き、その中にある情報を理解する。 文字と音声の結びつきに関心をもつ。 |
Let’s Go 3 | 対象:小学校高学年 日常生活での身近な事柄に関する語句や表現を聞き理解する。また、それに対して質問したり応答したりする。 まとまった会話や文章を聞いてその中の情報を理解し、その場面状況を判断したり要旨を把握したりする。 身の回りの語句や簡単な短い文を読む。 |
Let’s Go 4〜5 | 対象:中学1〜2年生 日常生活の基本的な表現を理解し、簡単な文章で自分の意見を述べることができる。 |
Let’s Go 6 | 対象:中学校卒業 社会生活の複雑な話題を理解し、応用表現を使い自分の意見をしっかりと伝えることができる。 |
(公式引用:英検Jr「各グレードの特徴」、英検「各級の目安」)
Let’s Goの学習内容
以下はLet’s Goで学ぶことの例になります。レベルによって内容が多少変わりますが、流れはほぼ同じです。
- 主要単語を覚える
- 会話の練習:主要単語を使った会話文で尋ねて答える練習。
- 文章作成:絵を見て、学習した単語と会話を使ってセンテンスで答える練習。
- 歌・チャンツ:学習した内容が短い歌のリズム(チャンツ)になっているので歌うor音読。今までの復習だけでなく文字を読む力もつきます。
- フォニックス:発音練習。
- 話を読む:お話の音読。文字を読む力をつけます。
- ゲーム:学習した内容に関連したアクティビティ。
Let’s Go公式サイトは辞書・歌・動画・ミニゲームと充実!
(公式サイト:www.oup.com/elt/letsgo)
テキストにも公式サイトの案内が記載されていますが、こちらでは「Let’s Begin」「Let’s Go」すべての予習・復習ができるようになっています。
ミニゲーム
学習内容に沿ったミニゲームで遊べます。
Double Trouble=しんけいすいじゃくは幼児でも簡単にできるのでおすすめです。
ミニゲームとしてはごく普通のものですが、Let’s Goに出てくる単語を使用しているため復習になります。
音声辞書
(「Let’s Go3:Let’s Dictionary – Unit 1: At School」より)
テキストに出てくる単語の発音を確認できます。
クリックしてから発音が流れるまでの反応が少し遅いですが、ネイティブの音声でイラスト見ながら確認できるので復習にとても重宝します。
歌・チャンツ・動画
アニメーション。各ユニットの会話やチャンツ・歌の動画を見ることができます。
チャンツや歌はここで予習や復習しておくと授業でも理解しながら読む(歌う)ことができます。
動画と音声のダウンロード
テキストの音源や動画、おまけでカレンダーや塗り絵などもダウンロードできます。
5th EditionからCDが付属されなくなった理由は、こちらでダウンロードしてくださいということなのでしょう。
ワークブックを使って復習とライティング

テキストのみだと会話中心の学習になりますが、ワークブックも販売されています。授業後に、復習と書く練習のために用いても良いかと思います。
書く量はそこそこあります。兄弟も使ったり何回も練習するならコピーしてから使うのがおすすめです。

Let’s Goを使用しているオンライン英会話
「Let’s Go」は現在、以下のオンライン英会話で使用されています。
- DMM英会話
- NativeCamp(ネイティブキャンプ)
- リップルキッズパーク
- hanaso kids(ハナソ キッズ)
- HATCHLINK Jr.(ハッチリンクジュニア)
- エイゴックス
- キッズスターイングリッシュ
- 英会話のENGLISH BELL
- mytutor(マイチューター)
- ワールドトーク…など
子どもだけでなく、英語をやり直したい大人がこの本からスタートすることも。
DMM英会話は体験中の間はテキストが自由に閲覧可能なため、無料体験することでLet’s Goのテキストの中身を閲覧することができます。
ネイティブキャンプ
娘はリップルキッズパーク

公式サイトが充実しているので復習にも困らず、とても使いやすい英語教材Let’s Go。
全てのStage終了したらかなりの英会話(基礎)力がつくのではと思っています。
まだ先が長いですが全てのレベルを学習完了させたい教材です。
