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Everybody Upは英語で他教科を学ぶ英語教材
Everybody Upは英語以外のテーマ(算数、理科、美術など)と関連付けて学習することで英語学習効果をより高めることができる全7レベルのコースブック。実生活に基づいたストーリーで、礼儀などの道徳も学ぶことできます。フォニックスも勿論学びます。
また、レベル5と6は、ケンブリッジ英検YLE(=児童英検)などの試験対策に必要なスキルが強化できるよう構成されており、レベル5と6が英検2級(=CEFRのB1レベル)相当になります。
Oxford Discoverがレベル4〜5で英検2級なので、Oxford Discoverよりやや易しめ。
同じくOxfordの子ども向け英語教材Let’s Goと違うのは「英語で他教科を学ぶ」ところ。
Oxfordの子ども向けテキストの難易度を比較すると、
易 Let’s Go → Everybody Up → Oxford Discover 難
の順で難しくなります。
オンライン英会話でも、最近はただ英語で日常会話をするだけではなく、英語で学ぶ「イマージョン教育」を取り入れているところもあります。
Global Step Academy(グローバルステップアカデミー)やCambly Kids(キャンブリーキッズ)などは、カリキュラムに英語で他教科を学ぶことを含め、インターナショナルスクールに近い授業をオンラインで実施しています。
英語教室やスクール、オンライン英会話だとmytutor(マイチューター)などがこのEverybody Upを使用しています。
家庭学習にも配慮、保護者も安心
生徒用、先生用とテキストが分かれており、オンラインのワークブックもあります。
また、保護者には教材についての取り組み方などもまとめており、家庭学習も進めやすいよう配慮されています。
こちらのサイトの「Parent Guides」では、各テキストの進め方が細かく記載されています。
Everybody Up公式コンテンツが豊富
そして「Everybody Up」も「Let’s Go」と同じく、公式のオンラインコンテンツが豊富で全て無料と充実した内容となっています。
例えば動画。
とても重いですが…(ダウンロードして視聴するのがおすすめ。)
こちらはレベル1の動画一覧。
こちらはレベル6。2ケタの足し算や人体まで!

Oxford Reading Tree「Explore with Biff, Chip, and Kipper」シリーズのノンフィクション絵本のような動画が、無料で見ることができ学習できます。

Let’s Goではアニメーション動画なので印象がずいぶん違います。
また、動画の内容が自然・理科・美術など多岐にわたり、動画を見ながら知識とボキャブラリー両方増やすことができます。
Everybody Upにはオンラインで練習できるワークブックがある
オンラインで練習問題ができるワークブック「Online Practice」があります。
こちらは「Everybody Up 2nd Edition Starter Workbook with Online Practice」 というオンライン練習版付きワークブックの購入が必要。
冊子にアクセスキーが記載されており、サイトへアクセスするとオンライン上でも学習ができるようになります。
練習問題は4技能(=読む・聞く・書く・話す)の要素が入っています。
ただし、書くのはタイピングになるため幼児だと難しそう…。幼児が取り組むならマウス操作とタイピングの練習も少しやっておいた方が良さそうです。
小学生からだと使いこなせそうな印象です。
テキストの内容を確実に身につけるには、このくらいしっかりした練習問題があると助かります。Let’s Goも欲しいところ。
Everybody UpとLet’s Go両方学ぶことで相乗効果
Let’s Goは就園前の幼児から小中学生までの子どもを対象とした8レベルで構成。
Everybody Upはアメリカ英語の5〜12歳を対象とした7レベルで構成されており、Let’s Goと構成も似ています。
- Let’s Goは日常生活の英会話
- Everybody Upは英語で英語以外の教科を学習
両方を一緒に学習進めるのはもちろん大変…
どちらかをオンライン英会話などで勉強している場合は、もう片方のオンラインコンテンツで動画を見たりミニゲームするなど少しずつ触れさせてみるとより英語学習が深まるのではと思います。
