- 幼児に職業や仕事を教えるのが難しい
- わかりやすく教えたい
- 職業を日本語介さず英語で理解したい
- 職業を社会の中での関連性と一緒に学びたい
Contents
幼児が職業の英単語を覚えるにはまず理解が必要
未就学児に職業を教えるのって難しくないですか?
教えるタイミングもあるかと思います。
当時4歳だった娘に教えることになったきっかけは、オンライン英会話で職業の種類のレッスンパートが来た時でした。
英会話教材『Let’s Go2』で始めに職業名が登場し、さらに『Let’s Go3』ではその職業がどんなお仕事をするかという掘り下げまであります。
突然出てきたこの「職業」というものに、娘はチンプンカンプン。
イラストは描いてあっても、そもそも「ビジネスマン」とは?「office worker」?「俳優・女優・モデル」の違いは?「農家・農場」って何?となってしまいました。
「エンジニア」と「プログラマー」の違いを幼児に説明するのも難しかったです。
一応、消防士や警察官やタクシーの運転手や医者など身近に見ることのできる職業はわかるようです。
日本語に訳さず、できれば英語のままで理解するにはどうすれば良いか、海外産で探してみました!
(アプリのみ広告関連で挫折しましたが、代わりに日本語でおすすめのものを記載しています。)
幼児・小学生が英語で職業と社会の仕組みと関連性を学ぶDVD『Beat Busy People Ever』
アメリカの絵本作家リチャード・スキャリーのアニメDVD『Best Busy People Ever』。
Busy Townの学校のある日の授業。
先生のミス・ハ二ーから「世の中にはいろんな職業があり、みんな一生懸命働いている」とお話があります。
その後、生徒たちは校庭で「大きくなったらどんなことをしたい?」ごっこを始めます。
きつねのフレディは砂場で泥のパンを作りながらパン屋さんを想像し、それを聞いたあらいぐまのロンダは、焼いたパンを運ぶトラックの運転手を想像します。
校庭の外から聞こえてきた消防車の音を聞きながら、消防士になってフレディのお店の火事を鎮火することを想像する子もいます。
お腹が空いたのでたくさんの野菜を作る農家になりたいと考える子に対し、その子が作った野菜を売る食べ物屋さんになることを語る子の表情がとても生き生きしています。
積み木をしながら建築業者になり新しい家を建たてる想像したり、友達のぬいぐるみに包帯を巻きながら医者になってみんなの診察をしたりなど思い浮かべる子たちもいます。
その他、郵便局の配達員、旅行の案内人、パイロット、船長、指揮者、工事の人、時計を修理屋…と夢を膨らます生徒たちで校庭は賑わっています。
将来なりたい子供たちの仕事は友達の仕事とお互い繋がっています。
この『Best Busy People Ever』は、仕事を単独で理解するだけではありません。
1つ1つの仕事が世の中でどう機能しているか、他の職業や人々にどのように影響を与えているか、といった複雑な社会のシステムを、25分間という短い時間でわかりやすく説明しています。
そしてなんといっても物語のラストシーン。
生徒の1人が先生に「あなたのような先生になりたい」と言い、先生が「Oh…!」と顔を赤らめ嬉しげな表情に。
最後までとてもステキなお話です。
歌もキャラクターも可愛らしく、擬人化された動物達がお仕事一生懸命想像していて、見ていて心が和みます。
そこまで多くの職業は出てきませんが、わかりやすい内容で、オールイングリッシュ。
英語で職業を学びたいお子さんにおすすめのDVDです。
見終わった後は、
「What do you want to be?」
と質問してあげて下さい。親子で会話が弾みます。
幼児・小学生が英語で職業を知る絵本
What Do People Do All Day?
DVD『Best Busy People Ever』の副読本として連動した絵本になります。
DVDと同様、ユーモアある可愛いイラスト。様々なお仕事が描かれています。
Worldwide Kids(ワールドワイドキッズ)『My Dreams』
Worldwide Kids(ワールドワイドキッズ)のステージ6の絵本。
「What do you want to be when you grow up?」
猫のミミはなりたいものがたくさんありすぎて、最後はミックスさせた職業を作り出すのが面白いです。
自分の好きなことを考え発信することを促すことのできる絵本となっています。
『Goodnight PiggyWiggy』
日本だと『大きくなったら何になる?』の絵本の原作となる絵本。
「大きくなったら何になりたいか。」
パジャマのコブタが 仲良しのクマと一緒にベットの上で様々なお仕事を夢見ます。
仕掛けがあったり表紙の裏にもたくさんの職業が載っていたりと、楽しく興味を持たせることができるのではないでしょうか。
幼児・小学生が英語で職業名を学べる動画
ELF Kids Videos「Occupations Phrases」
ELF Kids Videosの職業紹介の動画。
「この職業はこんなことをする」をシンプルに一文で次々にフラッシュカード風に読み上げていきます。
単語だけでなく、
「I want be a soccer player.」
と、すぐ使える例文付きです。
また、紹介する職業の種類が多く、マジシャンやスーパーヒーローなどもでてきます。
English Lessons with Laura「【語彙】Jobs|やりたい仕事、英語で言えるかな?」
いろんなテーマで英語を教えてくれるチャンネル。
この動画では職業・仕事を写真を使って問いかけながら教えてくれます。写真なのでとてもわかりやすいです。
大人向けのようですが、子どもでも分かりやすい動画となっています。
幼児・小学生が英語で職業体験できる「キッザニア」
(引用:「キッザニア」公式サイトより)
職業に興味を持ったなら、今度は体験してみても面白いかもしれません。
有名なのが「キッザニア」。
専属スタッフと一緒にすべて英語で3、5つ連続して体験できるプログラムや、
毎週水曜日に「English Wednesday!」というアクティビティの半数以上が英語で行われ、職業体験を英語で学ぶことができます。
職業名を調べるならピクチャーディクショナリーや絵じてん
職業そのものを調べるならやはり辞書が一番早いです。
そして幼児にはピクチャーディクショナリーや絵じてんがおすすめです。
職業以外も調べることができるので、家に一冊あるととても便利。
種類がたくさんあるので、子どもの好みにあったピクチャーディクショナリーを選ぶと良いと思います。
幼児に説明するのが難しい職業も、動画やピクチャーディクショナリーを使うとイメージしやすいのでおすすめです。
幼児・小学生が職業体験できるアプリ
海外アプリでいくつかあるにはあるのですが、残念ながらどれも広告が誤ってタップしやすい配置に入っており、子供に使わせるには不向きなものが多かったので、日本語のものをご紹介します。
ごっこランド
「ごっこランド」は実際にあるお店の職業体験ができます。
子供の大好きな「ごっこ遊び」を通じて職業を疑似体験し、ものを作る工程や社会の仕組みを学ぶことが目的となっています。
例えば「空港スタッフのお仕事」の体験。
なかなかリアルに近い体験です。
実際にあるお店のお仕事を体験できるので、子供はもちろんのこと、見ている親もわくわくしますね。
ファミリーアップス FamilyApps
同じく職業体験型の「ファミリーアップス FamilyApps」もおすすめです。
こちらもリアルなお仕事群で子供の知的好奇心をあおってくれます。
どちらもキッザニアのような職業体験型で、対象年齢は3~10歳になっています。
幼児向け海外アニメや絵本、アプリで職業を分かりやすく覚えよう!
子ども向けオンライン英会話でも早い段階で学ぶ「職業の種類」。
小学生はそうでもないかもしれませんが、幼児はなかなか理解に時間がかかるのではないでしょうか。
うちの子は私が自宅で髪切っていたため、美容師すら分かりませんでした。何で髪を切りに行くのかその行為そのものが理解できないそうです。
前もって上記のようなコンテンツを活用しながら説明して理解させておくと、授業をスムーズに進めることができ、そして会話も盛り上がるのでおすすめです。