子どもに英語の読み書きを楽しく学ばせたい。お勉強感の強いフォニックスをいかに楽しく自然に身につけるか日々試しています。
Oxford Reading TreeことORTのフォニックス学習アプリ。
こちらは難易度が高めですが、辞書アプリなど便利なアプリもあるのでおすすめです。
Contents
ORTのアプリは現在8個、セットは3種
2019年現在では8つのアプリがあります。
セット購入の方が安くなるので、アプリ1個以上の購入を考えているならセット購入がおすすめです。
- Biff, Chip and Kipper Phonics bandle
アプリ3個セット=28%OFF - Biff, Chip and Kipper Flashcards bandle
アプリ6個セット=22%OFF - Biff, Chip and Kipper literacy bundle
アプリ8個セット=38%OFF
個々で買っても後から買い足しちゃいそうなので、我が家は8個セットの「Biff, Chip and Kipper literacy bundle」を購入しました。
「Biff, Chip and Kipper literacy bundle」の内容
8個のアプリ全てが入って38%OFF、1,800円で購入。
これら8個のアプリは大まかに3つのカテゴリに分かれます。
- Phonics Spelling Dictionary:フォニックス辞書
- My Phonics Kit – Biff, Chip & Kipper:センテンスの理解
- その他6個のアプリ:フォニックスゲーム
「その他6個のアプリ」については、テーマがそれぞれ違うのですがミニゲームはほぼ一緒。
テーマに沿って、単語の最初の音を聞き取ったり真ん中の音を聞き取ったりライミングだったり…と出題が違ってきます。
フォニックス辞書として便利!Phonics Spelling Dictionary
オックスフォード大学出版局のフォニックススペルチェック辞書を使用した辞書アプリ。
4つの機能があります。
Dictionary
アプリ全記載の絵や単語がタッチで発音の確認が可能。
索引用のタブがレターサウンド(文字の音)順になっており、発音記号からの音確認もできます。
Spelling Tests
単語のスペルを問題形式で確認できます。読み上げられた音と絵のみでスペルを書くので、正確に聞き取る力が必要です。
キーボードまたは手書きの2択から入力できるので、タイピングができない子も安心。
My Words
学習した単語を登録できます。任意の単語も登録できるので、かなり使い方の幅が広がります。
辞書検索
テキストを入力して検索すると、関連する単語と発音記号が表示されます。
紫のプラスアイコンを押すと「My Word」に登録されます。
※今だけのバグでしょうか、音声入力すると読み込み中で止まったり絵からの検索で絵をタッチすると落ちる…ここに表示される発音記号をタップしても落ちます。早く直って欲しいっ…(;_;)
余談:「Floppy’s Phonics Sounds and Letters」と相性が良い
Phonics Spelling Dictionaryは通常の辞書とは異なり、レターサウンドから検索するフォニックスに特化した辞書アプリ。
Floppy’s Phonicsシリーズの「Sounds and Letters」に取り組んでいるのですが、発音の確認にとても便利。
辞書アプリがフォニックスのレターサウンド順に並んでいるのと、同じORTのフォニックス教材のため親和性も高く、「Sounds and Letters」を開きながら「Phonics Spelling Dictionary」で発音の確認ができるのでとても助かっています。
ピクチャーディクショナリーはずっと欲しいと思いつつもこのアプリで結構解決してしまって未購入のまま。
フォニックス辞書としては発音をその場で音に出して確認できるこのアプリは優秀ですが、通常の辞書としては別のもので補うことになるかなと思っています。
「Longman Children’s Picture Dictionary」か「Oxford Picture Dictionary」が欲しいな…
センテンスを理解しよう My Phonics Kit – Biff, Chip & Kipper
文章読解・構成を強化する、5つのミニゲームが入っています。
難易度は高め。他のアプリのミニゲームである程度読めるようにならないと難しい感じでした。
文の構成要素の理解が必要になってきます。
キャプションに合う絵をはめるゲーム。センテンスの読解力が試されます。
音を聞いて英文の中から同じ発音を探すゲーム。
「ダ」の音声→英文からその音で読む「d」を探してタッチする、といった感じです。
フォニックスのアブクド読みが分かるようになってから練習教材として使うと良いかと思います。文章を見て発音する意識が高まります。
音を聞いて同じ発音を含む単語をタッチするゲーム。
「/u/(ウー)」と発音されたらその発音で読む単語(cube, cueなど)を探してタッチするのですが、turnなど「/əː/(アー)」と発音する単語もひっかけで混じって出題されたり。発音の違いを認識できるようになります。
穴あき文に単語を正しい位置にはめて文章を完成させるゲーム。
The cat in the「」「」up「」.
と表示されたら選択肢の単語「window, woke, alone」を正しい位置にはめていきます。
文章構成力がつきます。…が難易度が高め。
同じ絵と単語をマッチさせるゲーム。
単語を読め、意味を正しく理解しているかの確認になります。
その他6つのアプリ:ミニゲームでフォニックスを理解しよう
ぱっと見同じようなアプリなのですが、出題内容が違ったり、ミニゲームの組み合わせが違ってきます。
1つのアプリにつき4つのミニゲームが入っています。
ミニゲームの種類
そのアプリ内で使用される全ての単語カード。音声を録音して発音の確認ができます。
発音された音から始まる単語カードをタッチするゲーム。
※アプリによって、文字ではなく単語の読み上げだったり、音の終わりが同じの場合だったりと条件が違ってきます。
発音された音から始まる単語カードをタッチするゲーム。
※アプリによって、文字ではなく単語の読み上げだったり、音の終わりが同じの場合だったりと条件が違ってきます。
単語カードが2枚ずつ出ます。音の始まりが同じならチェック、違ったらバツをタッチするゲーム。
※アプリによって、文字ではなく単語の読み上げだったり、音の終わりが同じの場合だったりと条件が違ってきます。
しんけいすいじゃく。同じ単語をめくっていきます。
発音を聞いて文字をはめて単語のスペルを完成するゲーム。
対象年齢は4歳から
対象年齢は4歳以上となっていますが、我が家の場合はまさにその通りでした。(早い時期からフォニックス学習されているご家庭はもっと違ってくるかもです。)
フォニックスの基本の読みを知っている&アルファベットが一通りかけて、やっとこのアプリ達を使いこなせるといった印象。
当時2歳でフォニックスは未学習の息子は遊んでいても何が何だかわからないといった感じでした。ゲームなので一応楽しいようでしたが「フォニックスに親しんだ」止まり。
もう少し成長してから再度やらせてみようと思います。
逆に4歳娘にはちょうど良いレベルでした。フォニックス学習中なので、理解も早かったです。
ただ、単語を知っていないといけない分「Kids ABC Phonics」や「Jolly Phonics Letter Sounds」よりは難易度が高いです。
たくさんアプリが入っているので、できそうなものから徐々に触れていくと良いと思います。